
P.N:8965くん 38歳 所沢センター
シュガーズでやっと逢う約束が出来ました。
相手はなんと北海道からお姉さんのところに遊びに来ていると言う26歳の女性でした。
逢う場所は所沢駅の4番ホーム。別の連絡先としてPHSの番号を聞き出しました。
いたずらでないかを確認するため電話したところ
『寒いので早く来て下さい』との事でした。
はやる心を押さえ、一目散に所沢に向かいました。ところが4番線はどこのにあるのかわかりません。聞き出したPHSにもう一度電話しました。
『4番ホームだよね?何か目標になる物って近くにありますか?』と聞きましたが
北海道から出てきたばかりだからか、ただ4番線と言うばかり・・・。さらに聞いてみた後でやっと居場所が分かりました。
自分のいる場所から半径100m以内でした。
『近くだから、改札口を出て下さい』と私は言いました。
『すみません、改札口はどこでしょう?』と、彼女。
「こりゃあかん」と心の中でつぶやく私。
こんなやり取りを何度も行って彼女を誘導しました。
そして、何とか逢うことが出来ました。
身長は160cm無いぐらいの細身で
服装はヒョウ柄のワンピースとセンスは抜群でした。
思わず『こんな可愛い子と知り合えるなんてラッキー』と心の中で叫びました。
その後は、約束していたお酒の飲める場所に移動し、いろいろと話をしました。
北海道から東京の姉夫婦の家に遊びに来たこと、寂しくて電話したこと、最近まで交際していた人と別れたこと、などいろいろ話してくれました。
終電を逃してしまい、店を出てタクシー乗り場に向かいましたが、突然彼女が足を止めました。
『あの...私から言うのも変ですが...』彼女は途中まで言いかけ、顔を真っ赤にしてうつむいてしまいました。
『いいんですか?今日逢ったばかりですよ?』あくまで紳士でいようと心がけました。
『私、いつもはこんな子じゃないんです。ただ今日は帰りたくなくて...誰かにそばにいて欲しいんです...』この言葉を聞いて私も決心しました。
『いいんだね?』との私の言葉にこくりと小さくうなずきました。
ホテルは金曜の夜でどこも満室でしたが、やっと見つけたホテルに入りました。
その後の事は大人の男女、ご想像にお任せします。
ちょっとしたきっかけで知り合った二人ですが、こういう機会を提供してくれた「シュガーズクラブ」に感謝しています。
彼女も1週間の東京滞在の後、北海道に帰ってしまいましたが、この思い出はいつまでも忘れることはありません。